アンチエイジングって専用のクリームや美容液など使いだしたらきりがないですよね。
そういったお金を使わないで、アンチエイジングできる美容法があるんです。
それはツボ。
面倒くさいって思われるかもしれませんが、やってみたらとっても簡単。
テレビを見ながらとか、料理を作っている間とか、なにかをしながらやってみると続けられると思います。
参考資料:病気にならない全身のツボ大地図帖 帯津良一・藤井直樹著
アンチエイジング 美肌のツボとは?
湧泉(ゆうせん)、関元(かんげん)、養老(ようろう)
中医学では、腎の衰えが老化であるといわれているそうです。
ということは、腎を強くすれば老化防止できるということですよね。
「湧泉」・・・生命エネルギーの湧き出る泉という意味の腎の働きを活発にしてくれるツボ。
「関元」・・・元気の元がつくといわれる腎と関係が深いツボで、月経不順にも効くそうです。
「養老」・・・昔からお年寄りの養生に灸をすえるのに用いられてきた若返りのツボ。
血行をよくしてくれます。
<ツボの場所>
<やり方>
「湧泉」
両手で足をつかんで、親指をツボに垂直にあてて強く押します。
ゴルフボールなど丸くてかたいものをあててて、ゴリゴリ押して回すのもいいです。
「関元」
腹筋に力が入らないように仰向けになってヒザをたてて押します。
両方の中指を重ねてツボにあて、息を吐きながら気持ちいと感じる範囲で10回押します。
「養老」
上をつかむように持って、親指の腹を垂直にあてて押します。
指を押し当てたまま、10回押して回します。
肌のくすみのツボは?
血海(けっかい)、三陰光(さんいんこう)、四白(しはく)
血液の流れが滞っていると、新陳代謝が悪くなります。
血液の循環を促して、肌色もよくなります。
「血海」・・・血が海のように集まるところという意味で、全身に血がめぐるようになります。
<ツボの場所>
<やり方>
「血海」・・・両手で太ももをつかむようにして両親指の腹を重ねて強めに押します。
「三陰光」・・・イスに座って、片足をもう片足の上にのせて、親指で押します。
シミ、そばかすのツボは?
シミやそばかすの原因って、主には紫外線です。
肌の新陳代謝が行われないと、紫外線によってつくられた色素がそのまま肌に沈着して、シミやそばかすになってしまいます。
新陳代謝を活発にするには、生長ホルモンをスムーズに分泌させないといけません。
内分泌(ないぶんぴつ)のツボを刺激すると、ホルモンバランスを整えて、新陳代謝を活発にしてシミができにくい肌にしてくれます。
<ツボの場所>
<やり方>
少し強めに押しましょう。押しにくいときは、綿棒を使うと押しやすくなります。
顔のたるみのツボは?
頬からあごにかけてらのラインって気になりますよね。
ここがシャープに見えるかで、見た目年齢が全然ちがってきます。
たるみの原因は、年齢とともに頬からあごにかけての内側の筋肉がやせて、しぼんでしまうからです。
保湿効果も衰えるので、水分量が減った分、皮膚がたるんでしまうのです。
頬車(きょうしゃ)・・・血液やリンパの流れが整って、フェイスラインがギュッと引き締まります。アゴのこりもほぐれます。
<ツボの場所>
<やり方>
口は軽く閉じたまま、中指をツボにあてて、息を吐きながらゆっくり押します。
指をあてたまま、10回押して回します。
シワ(目元)のツボは?
睛明(せいめい)、四白(しはく)、瞳子髎(どうしりょう)、印堂(いんどう)
目尻にできる鳥の足跡のような小ジワ、下まぶたの下にできる小ジワを目立たなくしてくれる目の周りのツボ。
眉間に出来るタテジワは、印堂をマッサージして改善しましょう。
<ツボの場所>
<やり方>
睛明(せいめい)、四白(しはく)、瞳子髎(どうしりょう)
中指をツボにあてて、下から上に押し上げる感じで軽く押します。
眼球を押さないように気をつけましょう。
印堂・・・中指をツボにあてて、下から上に押し上げるように軽く押します。
時計まわりに、5回押して回します。
シワ ほうれい線、おでこの横ジワのツボは?
地倉(ちそう)、迎香(げいこう)、顴髎(けんりょう)、頭維(ずい)、陽白(ようはく)
どのツボも血行をよくして新陳代謝を高めて、ハリのある肌を再生できます。
ほうれい線・・・地倉(ちそう)、迎香(げいこう)、顴髎(けんりょう)
おでこの横ジワ・・・頭維(ずい)、陽白(ようはく)
<ツボの場所>
<やり方>
迎香・・・人差し指をあてて、その上に中指を重ねます。
小鼻を押し開くように外側に向けてゆっくり押し回します。
外側に向かう時に力を入れて、内側に向かうときに力を抜きましょう。
地倉、顴髎、頭維、陽白
中指をツボにあてて、下から上に押し上げるように軽く押します。
ゆっくり5回押して回しましょう。
肌のツヤ・うるおいのツボは?
中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、大巨(だいこ)
睡眠不足やストレスがかかると、肌に影響して潤いやハリが失われます。
肌の調子は胃腸の調子に左右されます。
口の周りがカサカサして荒れていたり、ニキビが出来たりというのは胃があれているからかもしれません。
ヘソの周りにはツヤ肌になるためのツボが集中しています。
中脘・・・ストレスで乱れがちな自律神経を整えてくれます。
天枢・・・胃腸のトラブルを改善してくれます。
大巨・・・体内に滞っているおけつを散らして便秘を解消します。
<ツボの場所>
<やり方>
腹筋に力が入らないように、仰向けになってヒザを立てて押しましょう。
両方の人差し指、中指、薬指をそろえて左右のツボを押します。
気持ちいいと感じるところで深く押しましょう。
お金をかけずに簡単に出来る美容法いかがでしたか。
ツボ押しは、いつでもどこでも簡単に出来ます。
ツボ押しでアンチエイジングできたら、美容にお金をかけずにすむかもしれませんね。
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