年齢とともに髪の毛のツヤやハリはなくなるし、
まっすぐだった髪がうねったりして、
年を重ねるとこうも変わってくるのかと思っていました。
そうしたら、年齢だけではないようです。
ためしてガッテンで、髪の毛のツヤやハリがなくなったり、うねりが出る原因と
美髪ケアのシャンプー、ドライヤーの方法について説明していました。
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髪の毛のツヤやハリがない原因
それは、髪の毛の空洞化。
<髪のハリの場合>
髪の毛を結んでおくと、すぐにほどけるのは空洞化していない髪。
ほどけないのは、空洞化している髪でハリがありません。
<髪のツヤの場合>
髪のツヤは光の反射によります。
空洞化していない髪 ⇒ きれいに光が反射されて天使の輪になります。
空洞化している髪 ⇒ 光が散乱してぼんやりとした見え方でツヤがないということになります。
まず髪の毛の構造を見てみましょう。
髪の毛は、外側がキューティクルで守られています。
キューティクルの内側に、コルテックスという繊維状のタンパク質。
コルウテックスの内側にメデュラというタンパク質とアブラが混じったもの出来ています。
髪の毛の空洞化は、メデュラやコルテックスの一部を失ってしまい
起こっているのです。
どうして空洞化が起こるのでしょうか?
髪の毛が濡れた状態だと、キューティクルが膨張します。
濡れた状態で、髪の毛をこするとキューティクルがはがれやすくなります。
髪の毛はキューティクルが5~6枚重なって中を守っているのです。
はがれやすくなると、髪の内部のメデュラやコルテックスの組織が水に溶けて
漏れだします。
これが空洞化の原因です。
つまり、シャンプーするときのこすり洗いや、
濡れたままのブラッシングがキューティクルをはがしているのです!
美髪ケア 髪を傷めず、美髪になるためのシャンプーの方法
①予洗い
髪と地肌を十分に濡らします
②シャンプー
手にシャンプーをとって、地肌でしっかり泡立てます。
泡が髪同士がこすれるのを防いでくれます。
髪が長い人は、シャンプーを耳の後ろ、襟足にもつけて
地肌をしっかり洗いましょう。
毛先は指で泡を通すだけでOK。
しっかりすすぎます。
③タオル
髪同士がこすれないように押さえるように拭きます。
④ドライヤー
地肌に直接温風をあてて、毛先まで全体を乾かします。
手ぐしや目の粗いクジでぬれた髪をこすらないように髪の流れを整えます。
髪とドライヤーの距離は10cm程度
濡れたままでは知らずにこすれて髪に悪い影響を与えます
地肌にふれた時、完全に湿り気がなくなっていたらOK
美髪ケア 傷んだ髪でも美髪になるドライヤーの方法
空洞化している髪の毛は、うねりやすくてまとまりにくいです。
どうしてかというと、髪の毛の中は水素結合で固まっています。
水素結合は、熱でゆるみます。
クシで整えて、髪がまっすぐになります。
ところが髪の毛が冷めていくと、湿度を吸って元にもどってしまうのです。
これが髪の毛がうねるということです。
そこで、ドライヤーのワザ!
ドライヤーの温風で、水素結合をゆるめて
髪をブラシで整えてすばやく冷風をあてて冷まします。
そうすることで、まっすぐした状態で固定できるのです。
温風と冷風を使った簡単!美髪ドライヤーの方法
①温風で髪を地肌から乾かします
②まとまらない髪を手ぐしや目の粗いクシでやさしく伸ばしながら
根元から毛先に向かってゆっくり温風をあてます
③すばやく冷風に切り替えます
④同じ場所に同じように髪をやさしく伸ばしながら冷風を当てていきます
⑤気になる部分ごとに温風⇒冷風を2回ほど繰り返します
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髪のツヤ、ハリがない原因と美髪 シャンプー、ドライヤーの方法いかがでしたか。
確かにこれをやると髪の毛がいい感じになりました。
一回やっただけで触り心地が違うので、毎日続けたら美髪になりそうです。
温風だけでなく、冷風を交互にやることだけですから、これは簡単です。