雪国に住んでいると、一年に2回は車のタイヤ交換をします。
冬用タイヤであるスタットレスタイヤに交換する秋と、夏タイヤに換える春。
北海道だと、4月でも雪が降りますし、5月のゴールデンウィークにも降ることがあります。
早めに換えたいのは山々ですが、交換した後に雪が降っては車で外出ができません。
そんなわけで、ゴールデンウィークまでは冬タイヤという方が多いと思います。
タイヤ交換はご自分でされていますか。
ガソリンスタンドに持って行ったら、待たずにやってもらえる場合は10分くらいで交換できます。
タイヤ 一本当たり 500円。
ということは、車 一台当たり、2000円(税別)。
持っていったらすぐに交換してくれるので、ラクです。
予約できるところもあるそうですが、タイヤ交換の時期って、やってもらいたい人がたくさんいて重なります。下手すると数時間待ちという場合もあります。
それなら自分でやった方がマシ。
<スポンサーリンク>
タイヤ交換をやったことがない方のために、やり方を説明します。
タイヤ交換が女性一人でも簡単にできる方法
<用意するもの>
・交換するタイヤ
・ジャッキ
・レンチ(車の付属品)
・鉄の棒
・使わなくなったタオル
・軍手
・潤滑スプレー 5-56
タイヤ交換のやり方
①車を平坦な場所へ駐車する
勾配があると、バランスがとりづらくなります。
②交換するタイヤを、取り替える位置に置く
③タイヤのネジをゆるめる
ネジをゆるめる前に、潤滑スプレーをネジの部分にかけます。
ネジが固くてなかなかゆるめられない場合は、
車にもともと入っている、レンチを使います。
レンチだけでもゆるまない場合は、鉄の棒を差し込んで、テコの原理でまわします。
力をそこまでかけなくても、簡単にまわります。
④ジャッキを車の下に設置する
ジャッキを置く位置は、こんな感じでへこんだ部分があります。
ここにあわせておきましょう。
ただし、そのままジャッキで持ち上げてしまうと、傷がついて錆びる原因になってしまうので厚手の布や雑巾、使わなくなったタオルなどを間に挟みます。
【ジャッキ】
車の付属品にあるジャッキでは、とても大変。
時間もかかるし、安定性にかけます。女性一人ではムリです。
ですからジャッキは油圧式ジャッキを購入しましょう。だいたい3000円くらいから購入できるので、1年間で元がとれます。
⑤ジャッキを上げる
タイヤが外れればいいので、高くする必要はありません。
ジャッキは、油圧式であればレバーを上げ下げするだけで力を入れなくても簡単に上がります。高さは数センチでOK。
⑥タイヤのネジを外す
③でゆるめたネジを外します。
外したネジは、そのままなくさないように、その場に置きます。
*潤滑スプレーをかけます。ネジの部分はもちろん、これから交換するタイヤのネジの部分にもスプレーしておきます。サビ止めの役割も果たします。
⑦タイヤ交換
タイヤを外して、交換するタイヤをはめます。
⑧タイヤのネジを軽く締める
一つずつ、固定するのではなく、4つを均等にゆるく指で軽く締めておきます。
⑨ジャッキを元に戻す
油圧式のジャッキであれば、簡単に戻すことができます。
⑩タイヤのネジを固定する
⑧でやったネジをキチンと固定します。最後に、レンチで固定します。
レンチだけでは心配な場合は、鉄の棒を差し込んでネジをまわします。
⑪終了した後は、タイヤの空気圧をチェック
タイヤ交換したから安心ではなくて、ガソリンスタンドへ行って、タイヤの空気圧をチェックしましょう。これで終了。
空気圧のチェックは必ずしましょう。
車の燃費をよくするため、安全性を保つためにも、空気圧のチェックは欠かせません。
最後に、ワイパーの交換も忘れないようにしましょう。
タイヤを交換したら、ワイパーも交換するのは当たり前です。
夏用と冬用では違いますからね。
数年前に面倒くさいからと交換せずに、冬用のワイパーをそのまま夏も使い続けたら、すごく傷んでダメになってしまいました。
ちゃんと交換しましょう。
<スポンサーリンク>
タイヤ交換を自分でやる方法いかがでしたか。
女性でも簡単にできます。
時間にして30分もあれば十分にできるし、思っているほど難しくありません。
面倒と思われた方は、ガソリンスタンドなどへ持ち込めばいいと思いますが
やったことがない方、是非やってみましょう。一年に2回、最低でも4000円の節約になります。