銀行にお金を預けておいても、現在の超低金利では全く意味がありません。
普通預金でも0.001%。
100万円を1年間預けたとしても、利息は10円にも満たないんです。
他の銀行でお金を引きだしたら、手数料をとられてすぐにマイナスになってしまいます。
こんな低金利な時代に、とても高い利回りの積立があるんです。
それが、「デパート積立」や「旅行積立」。
デパート積立の場合は、利回り8%以上。
旅行積立は、1.5%以上。
銀行に預けておくのがバカバカしくなってしまいますよね。
このお得な積立について調べてみました。
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デパート積立とは?
デパートで買い物をすると、カードはお持ちではないですか?と聞かれたことがあると思います。デパート独自のカードではありますが、友の会です。
大手のデパートであれば、たいていのところにあります。
積立というのは、どういうことかというと
例えば、
毎月1万円を1年間預けたとすると
1年後にボーナスが一ヶ月分プラスになるんです。つまり
1万円×12ヵ月 + ボーナス1ヶ月分(一万円) = 13万円
13万円のお買物券がチャージされて使えることになります。
銀行にお金を預けると利息にたいして、20.315%の税金が引かれてしまいますが
デパート積立のボーナスは、税金が引かれません。
デパート積立の利率は、一年積立で年利15%を超えているところもあります。
さらに、友の会カードを提示することで、関連施設やレストランなどの割引が受けられるのです。
デパートでの買物が常に5%引きというところもあります。
お中元やお歳暮など定期的に利用するという方にとっては非常にお得です。
デパート積立の期間
一年コースと半年コースがあります。
もちろん半年の方が利率が下がるのでボーナス額は少なくなります。
ところが一年間と半年間で利回りが同じというところがあるのです。
それは、東急百貨店、小田急百貨店は、半年コースでも8.3%。
デパート積立ですが、メリットばかりではなく、デメリットもあります。
デパート積立のデメリット
・お買物券は、現金化することはできません
・そこのデパートでしか利用できない
・経営が悪化したら、積立金が返ってこないリスクがある
・いつも利用していたブランドのテナントが撤退したら利用できなくなる
デメリットも考えて、普段から活用しているのであれば、積立することがお得です。
デパート積立ってボーナスは、デパートからもらえますが、あくまでも自分が払っているお金です。
13万円分もらったわけではないので、計画的にデパートで買物をするということが大前提です。
各デパートの積立について詳しい内容は、こちらに記載されています。
日本百貨店協会 積立はこちら
次に旅行好きな人のための旅行積立について説明します。
旅行積立とは?
旅行会社や航空会社に積立期間や満期時の金額を決めて積み立てるやり方です。
満期時に一定額以上のサービス額が上乗せされて、旅行券が受け取れます。
デパート積立の旅行版といった感じです。
会社によって異なりますが、利回りは1.5~3%。
この旅行積立の利息分も、課税されません。
旅行券は、旅行会社のパッケージ商品だけではなく国内線や国際線の航空券、JR券に使えたりします。
旅行だけでなく、年末年始など必ず帰省する場合は高額になりますから、航空券だけでも活用できるし、両親への旅行券のプレゼントなどにも使えて便利です。
<旅行積立ができる会社>
旅行会社:JAL、ANA
航空会社:近畿日本ツーリスト、日本旅行、H.I.S、JTB、阪急交通社
旅行積立の期間は?
会社によって毎月積立や一括積立などバラバラで、
だいたい6ヶ月~60ヶ月つまり半年から5年間です。
JTBでは、期間のないフリープラン(利回り0.8%)もあります。
デパート積立とはちがって、期間が短い積み立ての方が利率が高いです。
それは、旅行会社にしてみたら、長い期間積立して、5年後に旅行に行ってもらうよりも
短期間で旅行に行ってもらった方が会社からすると有難いわけです。
旅行積立のデメリット
・途中で解約したり、旅行券が使い切れずに残った場合に現金化できません。
・積立をした旅行会社や航空会社に限られるので、他の旅行会社では使えません。
・その会社の倒産リスクがある。
・旅行会社によっては、使用期限が決まっている。
自分にとって使い勝手のいい、自分のニーズにあったものを選ぶようにしましょう。
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まとめ
お金を銀行に預けるならデパート積立、旅行積立がお得!いかがでしたか。
どちらもデパートをよく活用していたり、旅行をすることが事前に決まっていたり、毎年行くというような方にオススメです。
計画的にコレに使うということを明確にされている方にとっては確実にお得です。
というのも普段から使っていないのに積立したとしても、自分のお金を使っているわけですから、積み立てたので使わなくちゃいけないという風に無駄遣いになってしまいます。
これから積立しようと思っている方は、どれが自分にあっているのか調べてから加入しましょう。