私は、小学生のころには既に外反母趾になっていました。
なっていましたというより、気づいたのがその時だっただけです。
母親も外反母趾のため遺伝でした。
痛みもなく過ごしてきましたが、
親指が曲がっていることはとても嫌でした。
靴も変形してきますし。
外反母趾を治すためのサポーターをつけたりしましたが
治ることはなく、現在も年齢と共に進行している感じです。
外反母趾は、足に痛みがある人も相当いるそうで
予防や解決法についてテレビでやっていました。
説明されていたのは、国際医療福祉大学 塩谷病院 理事長 須田康文氏。
まず外反母趾とはどういうものなのでしょうか。
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外反母趾とは?
外反母趾とは、足の親指の先が外の方にまがる病気。
出っ張った骨が靴にあたって痛みがでることもあります。
また、じっとしていても痛いとか歩きづらいという症状もあります。
一般的に高齢女性の3人に1人。
若い人でも1割くらいいると言われています。
外反母趾の8割は、両方の足におきています。
外反母趾になりやすい人とは?
はっきりと原因がわかっているわけではありませんが
・もともと足の幅が広い人
・身内、家族内に外反母趾の人がいて遺伝的なる
・足の指の形でおきやすい
足の指の形で起きやすいというのは
真ん中の写真のように親指が人差し指よりも
長い人に外反母趾になる人が多いです。
親指が長いと靴を履いたときに、靴にあたりやすくなります。
靴のへりに押されて、親指の外に曲がろうとしてなる場合もあります。
外反母趾になりやすい靴の影響は?
・先の細いくつ
・ハイヒール(体重が前にかかりやすくなるため)
男性でも外反母趾の方がいるので靴のせいとは言えません。
外反母趾の治し方
外反母趾は、治ることはないそうです。
これはショックです。
進行性の病気で、自然には治りません。
症状を進行させないことが精一杯です。
外反母趾の進行を防ぐために予防をしましょう。
自分で簡単にできます。
外反母趾の予防の仕方
足の指でグーパー体操をします。
パーで10秒キープ
脱力
グーで10秒キープ
繰り返すことで、親指の内側に走っている筋肉が鍛えられます。
1回当たり、20回やるようにしましょう。
これを1日2~3回やると効果があると言われています。
朝は、足をほぐすということでやったり、
お風呂の後であれば、筋肉がほぐれてやわらくなっているので
より効果があるそうです。
痛みがある方は、無理をしないようにしましょう。
予防をしても痛みがつらいという方は、手術となります。
外反母趾を治す手術
手術をした方がいい人は、日常生活に支障が出るほどの痛みがある方です。
くつを履いて日常生活が送れない。
寝ている時でも痛みで寝られない。
というように痛みの程度によります。
<外反母趾の手術費用の目安 片足の場合>
日帰り手術
4万円程度(3割負担)
入院手術(2週間程度)
15万円(3割負担)
*高額療養費制度の適用になるので負担は少なくなります。
外反母趾の日帰り手術
①母趾の付け根にある骨を切って、真っ直ぐに矯正します。
付け根にある骨を折って骨をずらして、まっすぐにする手術なので
骨折をわざとおこさせるようなものです。
治るまでにはそれ相応の時間がかかります。
②親指の固定には針金を使い、最終的には針金は抜きます。
手術時間は10分。
手術の後に痛みがあるので、痛みに対する処置をしないといけません。
多くの場合、入院が必要になります。
手術後の生活
専用の靴と杖を使う生活。
親指がまっすぐになって歩けるようになったのは、手術から8ヶ月後。
③片方の手術から1年後にもう片方の手術
両足の指がまっすぐになり元通りに歩けるようになったのは
1年9ヶ月後。
手術をした傷跡は目立たずわからないそうです。
実際に手術をした方は、43歳女性。
痛みもなくなりとても快適な暮らしを送っていました。
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外反母趾とは?自分で簡単にできる予防の仕方 いかがでしたか。
痛みがつらい時は、手術という選択になるかもしれませんが
そこまでではないという方は、進行をくいとめるためにも
自分でできるグーパー運動をしましょう。
私も進行がとまるようにやっていきたいと思います。