自然由来の天然甘味料のことをネイチャースイートソースと言って、話題になっています。
その中のひとつであるハチミツ。
普段は、ヨーグルトにかけて食べるとか、料理にたまに使うくらい。
体にいいハチミツの効能や賢く食べる方法があるんです。
はちみつマイスターの平野のり子さんの話や、ゲンキの時間で放映されたことを参考にまとめてみました。
ネイチャースイートソース はちみつの効能
・低カロリー
・血糖値が上がりにくい
・殺菌力が高い
・胃腸に負担がかからない
・風邪にいい
はちみつに含まれる栄養成分には、
ブドウ糖、果糖、有機酸、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、酵素などがバランスよく含まれています。
砂糖とはちみつの比較をみてみましょう。
100g当たりのカロリー(引用:日本食品成分表2015年版)
上白糖 384kcal
はちみつ 294kcal
90kalもハチミツの方が低いんです。
ハチミツは砂糖よりも甘いので、料理に使う際にも少量ですみます。
砂糖大さじ1杯とハチミツ小さじ1杯が同じくらいの甘さなのです。
つまり、砂糖の1/3の量で同じ。
はちみつの効能 血糖値が上がりにくい
ハチミツ100g中には、ブドウ糖 32.3g 果糖 38.6g含まれています。
果糖はブドウ糖の吸収速度の半分であるため、血糖値が急激に上がることがありません。
はちみつの効能 殺菌力が高い
はちみつの中には、過酸化水素が含まれています。
いわゆるオキシドールと同じ成分です。
それが殺菌力が高いもとになっています。
特にマヌカハニーの殺菌力の高さは数値で表されています。
はちみつの効能 殺菌力抜群のマヌカハニー
マヌカハニーには、MGOタイプとUMFタイプがあります。
数字が高ければ高いほど殺菌力があります。
ピロリ菌を除去することができ、数値が高い方が効果が早くでるというデータがでているそうです。
マヌカハニー MGO
メチルグリオキサールという成分が含まれていて、抗菌力が高くガンも除去できるといわれています。
数値でいえば、100+ ・・・ 1Kgの中に100gある(写真の黄〇の中)
500+ ・・・ 1kgの中に500gあるということです。
マヌカハニー UMF
病院で消毒するフェノール消毒薬を基準としています。
UMF 10+ ・・・10倍の殺菌力があるという目安
はちみつの効能 胃や腸に負担がかかりにくい
砂糖の場合
主成分は、果糖とブドウ糖が結合している二糖類です。これを分解してから消化されます。
ハチミツの場合
主成分が果糖とブドウ糖なので、体内に入ると短時間で吸収されて、エネルギーとして使われます。そのため胃や腸への負担がかかりにくいのです。
疲れたときやマラソンなどのスポーツにおける栄養補給に向いています。
はちみつの効能 風邪にいい
ハチミツの成分には、葉酸もはいっています。
葉酸は、体の粘膜を再生する力があります。
風邪を引いたときに、ハチミツがいいというのは、粘膜を正常にする働きがあるからです。
はちみつを賢く食べる方法
①どんな調味料にも合わせられる
・味噌やしょうゆ、塩などと混ぜておくと、調味料として使える
ハチミツの量は、味噌やしょうゆの5%をベースにしましょう
*サバの味噌煮に使うときは、もう少し入れた方がいいかも。
調味料に使うときのハチミツには、香りがあるものを使うと味わいが深まるそうです。
香りというのは、ローズマリーのはちみつや、塩の場合はリンデンのハチミツなど。
塩+ハチミツ・・・固めの木綿豆腐にあう
野菜スティック
②肉を柔らかくします
・ハチミツの成分であるブドウ糖と果糖が肉の繊維質に入って、タンパク質が固まるのを防ぎます。
・肉を分解するプレテアーゼという酵素が入っているので、より柔らかくなります
鶏のむね肉(ふっくらやわらかジューシー)
・むね肉にハチミツをぬり、ラップをして冷蔵庫で1時間以上ねかせる。
・オリーブオイルで低温でじっくり焼いて蒸し焼きにする。
・つぶマスタードにはちみつを混ぜたソースをかけて出来上がり。
ハチミツは、個性的なはちみつを使うとより美味しくなります。
例えば、ハーブ系のものやサンショウなど。
牛肉 ステーキ
・塩コショウをした牛肉の両面にハチミツを薄くぬる
・15~20分後に焼くだけで、やわらかくなる
ネイチャースイートソース 天然甘味料 はちみつの効能や食べ方いかがでしたか。
体にいいハチミツをもっと料理に活用したいものです。