犬って、見ていると色んなしぐさをします。
慣れてくると、こんな気持ちなんだろうなぁとわかった気になっていますが、実際のところはわかりません。
話しができたらいいのですが、もし話をしだしたら楽しい反面、反抗期や文句を言ってきたら、むかつくだろうなとも思います。それだったら、話は出来ない方がいいのかもしれません。
といいつつ、どんな気持ちなのか、もっとわかりたいというのも正直な気持ち。
犬のしぐさでご機嫌なのか、それともご機嫌ななめなのかって一瞬でわかるそうですが
はたしてどれくらいわかっているでしょうか。
参考資料:イヌの気持ちが100%わかる本 高円寺アニマルクリニック院長 高崎 計哉監修
ボディランゲージでわかる犬の気持ち
・ご機嫌いかが?のあいさつ
ペロペロなめる
犬同士や飼い主によくやるポーズですよね。
口元をなめるのは相手に敬意を払っている証拠です。
・なでてなでて~
仰向けでお腹丸出しの恰好。
こうやってリラックスできるということは、100%信頼しているという証拠です。
犬同士でもやっている時がありますよね。
・穴掘り
ゆっくり寝るために涼しい場所を作るために穴を掘ります。
食べ物をさがしたり、暇つぶしってこともあるようです。
・ごめんなさいのポーズ
肩を落として、目を伏せるのは反省している様子。
叱ったら、確かにショボンとしています。
・ちょうだい
もう我慢できないって感じで、後ろ脚は座ったままで両方の前足をお手みたいな感じ催促するようなポーズ。おちんちんポーズともいいますね。
・ああ気持ちいい
体をなめたり、足でポリポリと体を掻いて身づくろいしているしぐさ。
・オレが強い
相手の体の上に前足をかけたら、権力を誇示するサイン。
飼い主が、肩に前足をかけさせて抱っこしたり、犬をお腹に乗せて寝たりしたら犬の方がえらいと思われてしまいます。
・飛びつき
「うれしー!やったー!」みたいな感じで親愛の情を表現しています。
この飛びつきは、もともと子犬が母犬にあいさつしてご飯をねだる動作からきているといわれています。
叱ったときのションボリな姿とか、ペロペロなめてくるしぐさなど、このようなしぐさってよくありますよね。
されては困る犬のしぐさ対処法とは?
されたら嫌なしぐさで、ペロペロなめられるのだけは、ちょっとと思います。
それは、犬の○ん○んをなめたあとに、こちらの顔をなめてくるんですから、それはやっぱりやめてよと・・・
ペロペロなめるって事は、飼い主への愛情を表現しているのはわかっているんです。
このしぐさ、服従心や満足感まで表しているそうです。
むやみに拒絶するのはよくないと思っていても、やっぱり・・・
そこでされたらイヤなときの対処法があるんです。
ペロペロなめられたときの対処法
・なるべく体を低くして顔を近づけて、手をなめさせるようにする。
すぐに手を洗えば、衛生上問題ありません。
・「よしよし」と声をかけながら、犬の喉の下から胸のあたりをやさしくなでてあげる。
犬のあいさつを拒否しているわけではないことを見せてあげましょう。
犬の飛びつき対処法
飛びつきも犬にとっては欠かせない習慣なのでこちらも簡単に拒否するのは考えもの。
そうはいっても、服は汚されるし、大きい犬だと押し倒されそうになって危険です。
・まず、飛びつきをやめさせる
「おすわり」「待て」を飛びつく寸前にさせる
どちらも出来ない犬の場合は、人が壁に向かってじっと立ち、こうすることで興奮がおさまって大人しくなります。
その瞬間を狙って振り向いて褒めてあげましょう。
犬は、おとなしくすると褒めてもらえると理解するようになります。
・それでも飛びつこうとしたら
犬の高さにまで腰をかがめる
犬の両前足をつかんでギュッと握る⇒犬は両足を握られるととても不快です。
飛びつくのをやめさせた後は、愛情を受け入れていることをしっかり表明しましょう。
気持ちいい犬が喜ぶなで方 ピンポイント
・耳の後ろ
耳の後ろをかくようになでてあげましょう。
犬同士が耳の後ろをなめるのは、求愛行動の一つなので、性的な快感があるといわれています。
・顔の両脇
顔を両脇をあごにそってなでます。
・胸から前足の間
胸から前足の間になで下ろすようにします。
犬の深層心理。アイコンタクトで信頼の絆が深まるかも。
犬って目を見ると必ず目をそらします。
視線を合わすということ自体、犬同士でいえばケンカとなります。
挑発されいているということになりますからね。
飼い主からも見つめられると挑発されていると感じて不安になるんです。
こうならないために訓練すると視線があっても挑発ではなく信頼の絆を強くするこが出来るんだそうです。これがアイコンタクト。
アイコンタクト訓練の手順
①食べ物を犬の鼻先に近づける
②名前を呼ぶ
③食べ物を自分の顔に持っていく
そのとき犬は、食べ物につられて、顔を見る
④そこで「ヨシヨシ」とほめて、食べ物を少しあげる
⑤これを一度に数回ずつ、1日3~4回繰り返して教える
これを繰り返すことで、犬は目を合わせることは楽しいことだと感じ
次第に食べ物がなくても、名前を呼ばれただけで顔を見上げるようになるはず。
注意!
①犬と目線が合うように、食べ物を持った手の位置を工夫すること
②どんなことがあっても、しゃがんで犬の目の位置に合わせないこと
アイコンタクトができれば、見つめられるのが嫌いな犬との絆が強くなったということです。今まで以上に、犬との距離がさらに縮まります。
犬の気持ちはしぐさでわかる!いかがだったでしょうか。
犬との関係をさらによくして、楽しく過ごしたいものです。愛犬とのアイコンタクトが出来るようになったら、飼い主としてはすごくうれしいですよね。