昨今では、テレビや雑誌でネコ特集をやっているのを多くみかけます。ネコカフェもあって、ねこブームといわれています。
私の周りでも、犬より、猫を飼っている友人の方が多いです。
つい先日、ネコを飼い始めた友人の家に泊まったのですが、ほんとに自由気まま。
名前を呼んでも来ないし、マイペース。
やっぱり犬の方がいいなぁと思ってしまいました。
ところが宿泊して2日間いると慣れるもので、かわいくなってくるんですね。
ネコもいいかもと思いはじめ、自分でも意外でした。
そうしたら、こんな検定試験があるんですね。
2017年3月に始まった「ねこ検定」。
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ねこ検定って何?
第2回 ねこ検定は、2018年3月25日(日)に開催されます。

出典:ねこ検定公式サイト
ねこ検定とは、猫の歴史や文化、生態や飼い方、ネコが登場する映画や文学まで幅広い知識が求められます。
猫のことを知りたいと思ったら、とてもいい機会です。
猫好きなら知っておきたい問題ばかりのようです。
主催 | ねこ検定実行委員会 |
特別協力 | 神保町にゃんこ堂 |
監修 | 清水満(一級建築士・愛玩動物飼養管理士) |
企画・運営 | 日本出版販売株式会社 |
実施日 | 2018年3月25日(日) |
実施エリア | 仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡 |
申し込み期間 | 2018年2月26日(月) |
受験料 | 初級/4,600円 中級/5,600円
上級/6,900円(2018年より新設) 初級、中級併願/9,000円 中級、上級併願/11,000円 すべて税込 |
問題形式 | マークシート4者択一形式(全100問) |
合格基準 | 正答率 70%以上 |
合否発表 | 2018年 5月中旬頃 全受験者へ合否通知を発送 認定証送付 |
公式サイト | http://www.kentei-uketsuke.com/neko/ |
出題範囲 | <初級>
改訂版 ねこ検定公式ガイドBOOK(税込 1,080円) 2016年発売 ねこ検定公式テキスト(税込1,080円)こちらでも代用できます。 <中級> 改訂版 ねこ検定公式ガイドBOOK」および「ねこ検定公式ガイドBOOK 中級・上級編」から約70%出題。 2016年発売 ねこ検定公式テキスト(税込1,080円)こちらでも代用できます。 <上級> ねこ検定公式ガイドBOOK 中級・上級編」から約70%出題 |
BS-TBS オトナ検定という番組で、ねこ検定についてやっていました。
監修の清水氏も出演して、ねこについて詳しく説明。
その時のねこ検定練習問題
Q1 ネコがなでられるのが好きな場所を順番にならべてください
①しっぽ ②頬 ③背中 ④お腹
正解:②→③→④→①
猫の頬の下には臭腺(しゅうせん)と呼ばれる人間にはわからない匂いを発する腺があります。
唇の両側やあごの下です。
ネコ同士、頬をなすりつけるのは親しみの表明。
ネコが頬に触れさせるのは、ネコにとって心地よく、相手への信頼の証。お腹は、柔らかいので不用意になでると噛まれることも。お腹は急所なので気を付けましょう。
しっぽは、付け根をなでると喜ぶネコは多いんだそう。
Q2 ネコが甘えたい時のしっぽの形は?
正解:垂直に立てる
垂直に立てているときは、友好的な現れ
ネコが赤ちゃんのときに、母親はお尻をなめて、排尿や排せつを促します。
その名残があって、子猫返りをするのです。飼い主が親代わりとなり、飼い猫は甘えたいということですね。しっぽを左右にパタパタ振るのは、とても不機嫌な時です。犬とは逆です。
番組オリジナル ねこ検定練習問題
Q3 ネコのひげは何本ある?
正解:全部で60本
猫は狭い所に入っていきますが、あれはヒゲによって通れるかどうかのセンサーになっているのです。
ヒゲの毛根にはたくさんの知覚神経が集中しています。
機能としては、距離をはかったり、温度、風向きも感知できます。
Q4 ねこの舌が感じないものはどれでしょう?
①しょっぱい ②苦い ③甘い ④酸っぱい
正解③
(解説)
ネコは肉食です。ネズミや鳥をとって食べます。
苦いというのは毒を感じる。
酸っぱいというのは、腐っているということ。
生きていくためには、甘さは必要ないということですね。
ネコの歴史
猫の祖先はリビアヤマネコときわれています。
体調 50~70cm
アフリカ、西アジアを中心に生息していた野生のネコなのです。
ネズミを捕獲する能力をかわれて、人と生活を共にするようになり、今のペットになったそうです。
狩猟本能が残っているのは、人に重宝されたからだと考えられています。
ねこの狩猟本能、現在でも発揮?
数十年前までは、ペットフードなんてなくて、ネコマンマがエサでした。
それでは栄養不足です。ネコは外に勝手に出て行きますが、外にでてスズメやネズミをとって栄養補給していたんですね。
狩猟本能がまだ残っているわけです。
猫を飼っていたら、ネコじゃらしで猫と遊んだことありますよね。
あれって、実は猫の狩猟本能を満たしてあげているのです。
これをしなかったらネコもストレスがたまってしまいます。
ですからネコじゃらしは、ネコにとっても大切なことなんですね。
ネコは、人間に媚びないところがいいって飼っている友人は言います。
はたしてネコは、飼い主の声をちゃんとわかっているのでしょうか?
武蔵野大学 教育学部講師の斉藤慈子氏によると
20匹のネコをつかって、飼い主と他の人がネコの名前を呼んだときの反応をみるという実験を行ったそうです。
結果は、ほとんどのネコがちゃんと区別して飼い主を認知したそうです。
ただネコは、基本的には音のする方を見たり、耳を傾けますが
気がむかなかったら行かないそうです。つまり、つれないですね。
ネコならではの習性 人に媚びないってことですね。
ここが犬との違いです。
犬は呼んだら、近寄ってきますから。
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ねこについてもっと詳しく知りたいと思ったら、ネコ検定を受けてみると今以上に猫との接し方が楽しくなると思います。
ただ、ねこ検定の会場は限られているので、遠方に住んでいると行くだけでも大変。
その際は、公式テキストを読むだけでもためになるかも。
これからの猫との関係が今以上によくなることは、猫にとってもうれしいはずです。